2018年6月、「食品衛生法」の改正法案が可決されました。
改正される内容の一つに「ハサップ導入の義務化」が含まれています。
施行は、改正食品衛生法の公布の日から2年以内です。
施行日から起算して1年間は、旧食品衛生法により定められた基準で良いとされています。
わかりやすく説明すると、改正食品衛生法が公布された2018年6月13日から2年以内にハサップ導入が義務化されますが、施行から1年間は猶予期間として定められています。
つまり、最長で2018年6月から3年以内にハサップを導入しなければならないということです。
ハサップが「義務化」されるということは、違反した場合には「罰則」があることになります。
食品衛生法においては、違反した場合、最大で「3年以下の懲役」または「300万円以下(法人の場合は1億円以下)の罰金」が課せられます。
なお、ハサップ導入の有無については、書類の提出および定期的な視察により確認する予定となっています。